話の内容:理系の就職面接

就職面接へのアドバイス内容

第五条.マニアックな趣味の話をする

「は?何言ってるの?」という声が聞こえてきそうですが、私はいたってまじめに書いています。平たく言えば、「のめり込める趣味を持っているかどうか」ということです。

 天体観測、切手収集、将棋、スノボーなどなんでもいい。とにかく熱中するものがあり、その分野の細かいことまで知っているということが重要です。研究者はマニアックな話が大好きだし、「のめり込める趣味がある奴は、研究にも打ち込める」と思っています。だから、「趣味は?」と訊かれ話をするときもマニアックな細かな内容を織り交ぜると、技術面接官は理系の研究者なので受けが良いことは間違いありません。

 趣味のない人は、面接当日までに答えられるように一時的にでも趣味を作り、知識を詰め込んでおくことをお勧めします。

 運良く、面接官と趣味が合えば話が盛り上がり、リラックスできます。私も面接のときは推理小説の話をし、好きな作家が面接官の方と同じという幸運に恵まれ、終始楽しい雰囲気になりました。

 うまく就職面接を乗り切ってください

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一言加える:理系の就職面接

理系の就職面接のポイントの第四条です。

第四条.短い言葉で答えられる質問でも一言付け加える

 会社の研究ではコミュニケーション能力が重要になります。上司への報告、連絡、相談。これを問題なくこなせる人材を好んでいます。

 ですので、「趣味は?」と訊かれ「読書です」とだけ答えるより、「読書です。特に推理小説が好きで、今日の電車の中でも読んで来ました」とでも答えたほうが、コミュニケーションが取りやすい、話しやすい人物という印象を与えることが出来ます。 

しかしながら、長く答えすぎても逆効果なので注意してくださいね。

 あまりしゃべらず、何を考えているか分からないようなタイプの人は面接のときだけでもガンガン話すように気を配ってください。

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研究内容の説明:理系の就職面接

第三条.研究の内容を説明するときは、苦労した点を入れて話す

 研究内容の説明ではさらさらと研究の流れを説明しがちですが、「ここで問題が発生し上手くいかなくなったが、こういう工夫をしたら上手くいった」という話を入れて欲しいです。
 
 研究とはなかなか上手くいかないものです。ですので、会社側は困難に直面したとき自分で解決策を見つけて克服できる人材かどうかを見極めたいと思っています。

 そういう意味で、自分の研究での一番の困難とそれを克服した方法を上手く説明できるようにまとめておいてください。

 説明するときはついつい上手くできたことばかりを説明しがちになりますが、面接官は克服した過程にも興味があります。
 いきなり訊かれると結構答えに困る質問です。人間性をアピールする意味でも、苦労した点を訊かれた時の答えは必ず用意しておいてください。

 就職面接では必ず聞かれることです。しっかりと対策しておいてください。

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コストの意識:理系の就職面接

第二条.研究の内容を説明するときは、「コスト」の意識を持っておくこと

 意味がわかりますか? 
 大学と会社の研究で一番の違いはコストを意識するかどうかということで
す。会社は利益を出すことが最優先で、商売にならない研究はいくら良い研
究でも行いません。

 はっきり言って、良い品質の製品は金させかければすぐに出来るのです。
しかし、金をかけすぎては利益が出ない。だから、コストということが重要
になってきます。

 一つの製品を作るのに必要な値段は幾らかといったことを意識して研究を
することが当然になります。

 ですから面接官も常にコストのことを考えているせいか、ついつい「その
研究は値段(コスト)を考えて行っていたのか?」とか「研究成果はどんな
利益を生むのか?」と金のこと訊いてしまいます。

 学生にしてみれば、「そんなこと考えてない」と答えたいだろうが、自分
の研究に関して利益やコストのことも調べて頭に入れておき、急にお金の話
をされたときに答えられるようにしておくことは重要です。

 なかなか上手く答えられる学生が少ない質問ですので、きちんと答えられればポイントが高いことは間違いありません。

 理系の就職面接を乗り切るために重要ですよ。

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理系面接の質問�

理系面接の質問�

第一条.「入社してからどんな研究をしたい?」という質問で、
「大学で行っていた研究を会社で役立てたい」と答えてはいけない。

 意外に思うかもしれないですが、会社は大学で行っていた研究を役立てた
いと思っている学生を嫌がります。「それなら大学で研究を続けてくださ
い」と言ってあっさり不合格にしてしまいます。それで面接不合格になった
学生を何人も知っています。

 なぜだと思いますか? 

 それは、会社に入ったら大学で何をやっていたかなんてことは関係なく仕
事を与えられるからです。つまり会社は「会社に入ったら与えられた仕事を
きっちりこなしていきたい」という学生が欲しいわけです。

 「自分は大学でこういう研究をしていたので会社に入ったらこういうこと
をしたい……」などと自分で思い通りの研究をしたがる学生は必ず不合格に
なります。

 ということで、質問の模範解答はこうなります。「大学では研究を通じ
て研究者としての心構えを学びました。入社させていただけたら、会社に役
立つ研究をしていきたいです」

 必ず訊かれる質問です。答えを考えておいてください。
 就職面接は前準備が肝心です。質問を想定して手を抜かず考えておきまし
ょう。

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